豊国神社の国宝唐門

 

豊国神社の国宝唐門

 

豊国神社国宝唐門

この豪華な唐門は元は秀吉が作った伏見城にあったもので、左右が約六メートル、高さが十メートル半の大きさです。下右の写真の鶴は左甚五郎の作と云われています。中央の蟇股は桐の紋の彫刻です。

豊国神社への公共交通機関
京都駅から市バス100・206・208系統に乗車「博物館・三十三間堂前」下車、北へ徒歩約5分
豊国神社の鎮座地
 
京都市東山区大和大路通正面茶屋町
参拝、拝観自由
写真の唐門より中へは入れませんが、正月三ヶ日のみ唐門より中へ入って参拝できます。
宝物館の拝観 有料300円。宝物館の拝観時間は午前9時より午後4時半まで

豊国神社国宝唐門

 「とよくにじんじゃ」が正式名ですが、京都では「ほうこくさん」と呼ばれて親しまれています。太閤豊臣秀吉が祀られていますので、太閤ゆかりの千成瓢箪や桐の家紋が境内のあちこちに見られ、お守りや絵馬もこの絵柄が使われています。出世の太閤さんにあやかり出世祈願のお参りをすると出世のご利益が得られるということです。
 写真の大きな唐門は国宝に指定されています。伏見城の城門を移築したものです。境内の由緒書には伏見城から二条城、南禅寺中門の右手前にある塔頭の金地院を経てここ豊国神社に移築されたと書かれています。西本願寺、大徳寺の唐門とともに「国宝の桃山三唐門」の一つとされています。豪華な装飾が随所に見られ、桃山時代の雄大で優美な雰囲気をかもしだしています。
 唐門の向うに本社と貞照神社が鎮座しています。普段はここより奥へは入れないのでここより参拝しますが、正月三ヶ日に限り、この門をくぐって本殿の前で柏手を打つことができます。

桃山国宝三唐門の一つ、豊国神社の唐門の大きな写真は別サイトの豊国神社でご覧ください。

▼豊国神社、国宝唐門
京都観光ガイド豊国神社国宝唐門