豊国神社の瓢箪絵馬

 

豊国神社の瓢箪絵馬

 

豊国神社の瓢箪絵馬

 豊臣秀吉の出世にちなんで立身出世の祈願を絵馬に託す人が多いようです。豊臣秀吉は合戦の馬印として千成瓢箪を使用したことに因んで、瓢箪をかたどったいろいろの形のお守りがあり、瓢箪の形に切り抜いた絵馬もあります。馬印は戦国時代に武将が自分のいる場所の周りに置いて存在を誇示した印です。自己のまわりだけでなく、備(本体を守る部隊)も同じ馬印を用いました。桐の家紋を象ったお守りもあり、境内の手水舎などにも立派な桐の家紋が刻まれています。 この桐の家紋は皇室の副紋として功績のあった豪族や武将等に下賜された格式の高い由緒ある紋で一般の武将は使えませんでした。この桐の家紋の使用を最初に許されたのは足利尊氏とされ足利幕府が桐の家紋を当時の権力を鼓舞していた有力者達に譲り広めたとされています。 足利義昭(足利幕府最後の将軍)が織田信長に、織田信長が豊臣秀吉、徳川家康に桐の家紋を譲り渡したとされています。

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豊国神社の瓢箪絵馬