京都観光mz2262

 

若宮八幡宮境内社 陶祖神社

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若宮八幡宮境内社、陶祖神社

 陶祖神社には陶祖神の椎根津彦命(しいねつひこのみこと)がお祀りされていて、五条坂に建ち並ぶ清水焼の陶器業者の信仰を集めています。
 若宮八幡宮は一名を陶器神社とも言われますが、付近一帯の五条坂は清水焼の発祥の地でもあり、夏の陶器市は全国から清水焼の陶器を求める客で賑わいます。夏の陶器市は8月8〜10日に行われ、合わせて神社の例祭も行われます。この日には陶器で造られた神輿を見ることができます。

五条坂(ごじょうざか)

この立札の建っている辺りを中心にして、西は大和大路通まで、東は坂を登って清水坂に至るまでのなだらかな坂道を五条坂という。
近年、道路の整備拡張に伴い、昔の姿は失ったが、この辺りは、清水坂と共に清水焼の陶工の家が多く、上品で風雅な清水焼が造り出された所である。清水焼は、室町時代中頃に始まるといわれ、寛永年間(一六二四〜一六四四)に野々村清兵衛(ののむらせいべい)(仁清・じんせい)が出てその名声を高めた。その後、青木木米(もくべい)、高橋道八(どうはち)、尾形周平(しゅうへい)、清水六兵衛(きよみずろくべえ)清風与平(せいふうよへい)、真清水蔵六(ましみずぞうろく、三浦竹泉(ちくせん)など多くの名工が輩出し、製法と意匠の研究が進められ、西陣織、京友禅と並ぶ京都の代表的伝統産業となった。
その独自の芸術性は海外でも高く評価され、輸出商品と
しても好評を博している。毎年八月七日から十日まで開催される陶器まつりには多くの人が訪れる。 京都市
上の文章は五条通東大路北西角に掲げてある京都市の説明板をそのまま再録しています。

若宮八幡宮の所在地/京都市東山区五条橋東5-480
陶祖神社の御祭神/椎根津彦命(しいねつひこのみこと)
若宮八幡宮への電車、バス/
京阪電車「清水五条」下車、東へ徒歩約10分
市バス「東山五条」下車、西へ徒歩数分

▼若宮八幡宮境内社の陶祖神社
京都観光ガイド陶祖神社