道祖神社(京都観光下京区)

 

京都の 道祖神社(どうそじんじゃ)

 

道祖神社

 山歩きが趣味の私は長野県の飛騨の山道の小さな峠等で男女一対の神像が石に彫られた道祖神(どうそじん)に出会うことが何度もありました。道祖神は猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)と天鈿女命(あめのうずめのみこと)の夫婦の2神で、縁結びの神として信仰されています。猿田彦大神は道案内の神様でもあり、天孫降臨の神話に天八衢(あめのやちまた)にて道案内をする場面が登場し、関西の田舎道ではめったに見ることはありませんが、村のはずれや山の峠に道しるべとして置かれている由縁でもあり、道祖神を拝むと生きる道しるべを与えていただける信仰もあるようです。
 一般には夫婦2神が抱き合う神像から縁結びの神様としての信仰が多いです。
 「足止め」のご利益もいただけ、道祖神社に家族の家出を防ぐお願いもできるようです。
天八衢(あめのやちまた)については諸説がありますが、要約すれば天上界にある八路の辻と考えればいいようです。

道祖神社の御祭神
 猿田彦大神(さるたひこのおおかみ)、
 天細女命(あめのうずめのみこと)
道祖神社の所在地
 京都市下京区油小路通塩小路下ル
道祖神社への公共交通機関
 市バス「七条堀川」下車、徒歩数分
  (京都駅前より市バス205系統、206系統)

▼道祖神社
京都の道祖神社