上賀茂神社は世界文化遺産に指定されている歴史と格式を誇る神社です。

 

世界文化遺産 上賀茂神社 賀茂別雷神社

 

賀茂別雷神社(上賀茂神社)

京都で最も古い神社の一つで、平安京ができる以前からこの辺りに住まいしていた賀茂氏の氏神として祀られていました。平安遷都にあたり皇城鎮護の守護神となりました。あらゆる災難を除く御神徳があるそうです。

上賀茂神社へのバス
 市バス「上賀茂神社前」バス停下車すぐ
 (京都駅前より市バス4系統に乗車)

賀茂別雷神社(かもわけいかづちじんじゃ)
(上賀茂神社)

 上古この付近一帯に繁栄した賀茂氏が創祀した京都最古の神社である。ご祭神として賀茂別雷神を祀る。賀茂伝説によれば賀茂氏の柤神建角身命(たけつぬみのみこと)の女玉依姫命(たまよりひめのみこと)(ともに下鴨神社に奉祀)が瀬見の小川(賀茂川)を流れ下る丹塗りの矢に感じて、別雷神(大自然を支配する神)が出現せられたと伝える。平安遷都(七九四)とともに賀茂別雷神に対する信仰は高まり全国雷神の中心となった。皇室でも嵯峨天皇の弘仁元年(八一〇)以来、内親王が斎王として奉仕されるならわしとなり山城国一ノ宮とよばれて伊勢神宮と並ぶ崇敬を捧げられた。社殿は二十一年毎に遷宮される慣例になったが中世以来中絶した。本殿(国宝)は流造神殿の典型で権殿(国宝)とともに三間社流造、檜皮葺で文久三年(一八六三)の建築である。この外社域にある中門、幣殿など四十棟の建物の多くは寛永五年(一六二八)の造替で重要文化財に指定されている。毎年五月十五日の賀茂祭は三大勅祭の第一で俗に葵祭の名で親しまれており当日は平安朝の古式ゆかしい行列も都大路に繰りひろげられる。さらに五月五日の競馬会、五月一二日御阿礼神事など古式の面影を豊かに伝える行事が四季を通じて行われる。 京都市
上は上賀茂神社に掲げられている京都市の駒札由緒書をそのまま再録しています。

別ページの上賀茂神社の桜の写真もご覧ください。

京都観光斎王桜

京都観光御所桜

京都観光上賀茂鳥居