上賀茂神社の楼門
この楼門と東西に伸びる回廊は寛永五年(1628年)に建て替えられたもので国の重要文化財に指定されています。楼門の前に架かる橋は「玉橋」、橋の下を流れる川は「御物忌川」で、少し下流で御手洗川となります。
上賀茂神社の祭神は、玉依姫が今、上賀茂神社の境内を流れている御手洗川(瀬見の小川禊(みそぎ)の泉)で川遊びをしていると、川上から白羽の矢一本流れてきた。これを持ち帰って床に挿して置いたところ、遂に感じて男子を生む。のち男児天にむかって祭をなし屋根を穿(うが)って天に昇る。別雷神(わけいかづちのかみ)とたたえ、祀る神社を賀茂別雷神社という。京都でも最も古い神社の一つで、五穀豊穣の神の雷神を祭ることから農民の信仰を集めた。謡曲「賀茂」はこの縁起を叙べて、五穀豊穣国土守護の神徳を讃へた曲である。弘仁元年(八一〇)には斎院の制が施され、歴代皇女が斎院となったこともある。京都謡曲史跡保存会
上は上賀茂神社に掲げられている由緒書をそのまま再録しています。
【上賀茂神社の御祭神】
賀茂別雷神(かもわけいかづちのかみ)
【上賀茂神社の鎮座地】京都市北区上賀茂本山399
【上賀茂神社への公共交通機関】
●市バス「上賀茂神社前」バス停下車すぐ
●JR京都駅より市バス「9」に乗車、
「上賀茂御薗橋」バス停下車徒歩約3分
●地下鉄「北大路駅」より市バス「北3」に乗車、
「御薗口町」バス停下車徒歩3分
別サイトの上賀茂神社の頁はきれいな桜の写真をご覧いただけます。
▼上賀茂神社楼門