百万遍交差点の近くを走行する900型京都市電です。2扉車としては京都市電最大の全長12.8メートルで、側窓は10枚もあります。集電はZパンタが採用されています。定員は86名でそのうち座席定員は42名です。900型は前期型と後期型と合わせて35両作られています。後期型の20両は1トン重く17トンで直接制御に戻っています。百万遍交差点の西北以外は京都大学のキャンパスになっていて、この付近一帯は学生街です。交差点の東北にある百万遍知恩寺にちなんで百万遍交差点と名づけられています。900型は1955年から1957年にかけて作られた大型車ですが、この後1958年からは中型で軽量車両の700型が作られています。1971年(昭和46年)10月16日に百万遍交差点付近で撮影しました。
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