900型京都市電は2扉車としては京都市電で最も大きく、乗客定員は座席42人、立席44人の計86人です。この電車は京都御所と同志社キャンパスにはさまれた今出川通を西に進み、織物の町、西陣を通り白梅町で南へ曲がり、まっすぐ南へ進みます。白梅町には京福電鉄の北野線の白梅町駅があります。この電車は通称嵐電(らんでん)の支線で京都市電とそっくりの塗色のポール集電の単行電車が走っていました。今も北野線は健在ですが、ポール集電ではなく、ボデー全体が満艦飾のような広告の電車も走り昔の雰囲気はありません。左京区の関田町電停付近を西に向かう京都市電900型を1971年(昭和46年)10月13日に今は亡き祖父がフイルムカメラで撮影しました。

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京都観光ガイド関田町900