錦林車庫で休む諸形式の電車。前方左窓下の系統を示す番号板の色は、所属車庫によって区別されています。京都市ではこの錦林車庫が最も新しく造られた車庫で、この当時は他に烏丸車庫、壬生車庫、九条車庫があり、現在は市バスの車庫となっています。これらの他に早くに廃止された狭軌のN電の北野車庫がありました。もっと昔は京都市営のトロリーバスの車庫が梅津にありました。これは山陰本線との平面交差があったため市電の線路が敷けず、この対策としてトロリーバスが走っていた時代がありました。今は電化された山陰本線は高架を走っています。しかし2007年当時はまだ単線です。下の写真は錦林車庫で休む京都市電1000型(左)と700型(右)を1971年(昭和46年)10月13日に撮影しました。
清水寺音羽の滝(京都水ご利益)は詳しい解説と写真が見られます。