銀閣寺道で停車中の900型京都市電です。乗客の乗車券を1枚1枚受け取っている運転手の姿が映っています。乗るのを待っている着物姿のご婦人がいます。この頃はまだ着物姿は珍しくありませんでした。900型は全長が12..88メートルで側窓が10枚、800型は全長が11.85メートルで側窓が9枚、600型は全長が10.7メートルで側窓が8枚です。この3形式の市電はデザインがほぼ統一された京都市電の兄弟ともいえます。700型は色、スタイルともに軽快な感じで異兄弟といえます。
下の写真は銀閣寺道電停に停車中の京都市電900型を1971年(昭和46年)12月14日撮影しました。
別サイトの京都祇園祭山鉾巡行33基写真集は33基全部の山鉾の写真をご覧になれます。