京都駅からまっすぐ北へ烏丸北大路の烏丸車庫前に停車する京都市電2600型は2000型をモデルに600型を1963年に大改造した車両です。2600型は2000型に比べて重さが0.1トン重いほかは寸法は2000型と全く同じです。台車やモーターは600型のものをそのまま流用していますが、全長が600型の10.7メートルに比べて1メートル長く11.7メートルとなっています。600型を改造した2600型は数は少なく、600型にワンマン対応の設備だけを追加した1600型が多く使われていました。しかし、1978年9月30日の京都市電全廃まで余命は短かかったようです。
下の写真は烏丸車庫の前で1972年(昭和47年)3月6日に祖父が撮影したものです。