烏丸車庫の中のワンマン化改造車の京都市電2600型です。2600型の解説は前頁をご覧ください。当時の烏丸車庫の地下には今は京都市営地下鉄の北大路駅があります。ここから東へ少し歩けば鴨川にかかる北大路橋があります。北大路橋のすぐそば北東側に広大な敷地を持つ京都府立植物園があります。鴨川沿いには両岸に散歩のできる道があり、南へ歩けば高野川と合流する出町柳があります。出町柳からはこの写真撮影当時は京都市電そっくりの塗色の京福電鉄叡山線の電車がポール集電で走っていました。今は叡山電鉄と名前が変わり、スマートな形ときれいな塗色の電車が比叡山の麓と鞍馬山の麓へ向けて走っています。出町柳は大阪に直通する京阪電車の始発駅でもあります。
下の写真は烏丸車庫内の2600型京都市電を1972年(昭和47年)3月6日に撮影しました。
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