三宅八幡宮

 三宅八幡宮は子供の守り神として崇敬を受けています。特に子供の疳の虫(かんのむし)や夜泣きの「虫封じ」にご利益があり、「虫八幡」とも呼ばれています。
 かわいい「神鳩」を神棚に祀って拝むと強い子供になると聞いています。

三宅八幡宮の御祭神 応神天皇
三宅八幡宮への公共交通機関
●叡山電車鞍馬線「八幡前」下車
●京都バス大原行きで「三宅八幡」下車、北へ徒歩約7分
三宅八幡宮の所在地
 京都市左京区上高野三宅町22
三宅八幡宮の参拝 境内自由

三宅八幡神社の由緒

▼下の文章は三宅八幡宮に掲示されている由緒説明板(下の写真)の文を再録しています。

三宅八幡神社
(みやけはちまんじんじゃ)

 この辺りは古くは小野郷と呼ばれ、小野氏の居住する地域であった。
 社伝によると、推古天皇の時代、小野妹子が遣隋使として筑紫を過ぎる時、病に罹ったので宇佐八幡に祈願をこめたところ、直ちに平癒したので、帰朝後、宇佐八幡を勧請したのがこの社の起原であるといわれる。祭神は応神天皇である。俗に「虫八幡」といい、子供の疳の虫除けと神として幕末期より崇敬を集めており、特に九月一五日に行われる例祭には子供連れの参詣者で大いに賑わう。
 東方には、慶長年間、石棺及び墓誌(国宝)が発掘された小野毛人の墓がある。墓誌には天武天皇五年(六七七)の年号が銘刻されているので名高い。
               京都市
▲上の文は鳥居の横に掲げてある京都市の駒札説明板をそのまま再録しました。