由 緒
平安時代末の康治元年(一一四二)、美福門院(びふくもんいん)の建てた歓喜光院(かんきこういん)の鎮守として創されたもので、祭神は素戔嗚尊(すさのおのみこと)、櫛稲田比売命(くしいなだひめのみこと)を主神に、久那斗神(くなどのかみ)、八衢比古神(やちまたひこのかみ)、八衢比売神(やちまたひこのかみ)、を加え、五柱を祀る。もとの社地は平安神宮蒼竜楼(そうりゅうろう)の東北にある西天王塚で、当社は岡崎の東天王社と呼ばれた。その後、吉田神楽岡に転じ、今の地に移ったのは大正一三年(一九二四)のことである。聖護院一帯の産土神(うぶすながみ)とされ、また縁結び、厄除け、交通安全の神として崇敬厚く、ことの節分祭には参拝者で賑う。五月一〇日の神幸祭は角豆祭といい、氏子(うじこ)の家々には遠くの縁者も集まる。ささげのつる葉に多くのさや豆がつくように子の繁栄を祝う意味であろう。京都市
上は春日上通りの鳥居の横の京都市の駒札説明板の文をそのまま再録しています。
全国的に珍しい交通専門の神様、交通神社は昭和39年(1964年)に須賀神社に合祀されました。平成18年12月に新築された社殿は交通神社の名にふさわしく車椅子でも参拝できるようにバリアフリーも完璧です。交通守護の信仰が厚く交通安全のお守り授与に訪れる自動車の為に駐車場も完備されています。拝殿の左側が交通神社、右側が歴史のある須賀神社でそれぞれ参拝できます。
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須賀神社の鎮座地
京都市左京区聖護院円頓美町1
(春日上通を東大路より東へ数分歩く、南側)
須賀神社の御祭神
素戔嗚尊(すさのをのみこと)
櫛稲田比売命(くしいなだひめのみこと)、
久那斗神、八衢比古神、八衢比売神
駐車場 交通安全のお守り授与のための駐車場あり
須賀神社への公共交通機関
丸太町通、東大路通を走る市バス「熊野神社前」下車徒歩約5分
京阪電車「神宮丸太町駅」下車、5番出口より地上へ出て東へ徒歩10数分
須賀神社正面、須賀神社の節分祭