上賀茂神社 立砂と細殿
上賀茂神社の二の鳥居の正面に細殿が建ち、その前に神山(こうやま)をかたどって砂が盛られた二つの立砂があります。細殿に向かって右の立砂の上には二葉の松が、左の立砂の上には三葉の松が挿されています。
上賀茂神社の御祭神
賀茂別雷神(かもわけいかづちのかみ)
上賀茂神社への公共交通機関
●JR京都駅前より市バス4系統に乗車、
「上賀茂神社前」バス停下車すぐ
●地下鉄「北大路駅」より市バス「北3」に乗車、
「御薗口町」バス停下車徒歩3分
上賀茂神社の立砂と細殿の由緒
▼下の文章は上賀茂神社に掲示されている立砂と細殿の駒札(下の写真)の文を再録しています。
立砂(たてずな)
盛砂(もりずな)とも云い、「たつ」とは神様のご出現に由来した言葉であり、神代の昔ご祭神が最初に降臨された、本殿の後二kmにある円錐形の美しい形の神山(こうやま)に因んだもので、一種の神籬(ひもろぎ)(神様が降りられる憑代(よりしろ))である。鬼門・裏鬼門のお砂を撒き清めるのは此の立砂の信仰が起源で、「清めのお砂」の始まりである。
細 殿
行幸の際 及 斎王の御着到殿
寛永五年(一六二八年)造替
重要文化財
▲上の文は上賀茂神社の立砂と細殿に掲示されている駒札(下の写真)の文を再録しています。