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大津祭曳山 月宮殿山(げっきゅうでんやま)

 

月宮殿山(げっきゅうでんやま)

  安永五年(一七七六)
 上宮町 月宮殿山(げっきゅうでんやま)は、別名鶴亀(つるかめ)山と呼ばれ、大津の曳山の中で、もっとも新しく安永五年(一七七六)に造られた。製作当時には鳳凰台(ほうおうだい)山と呼ばれていたが、その後寛政三年(一七九一)に月宮殿山に替っている。名称は能楽「鶴亀」のうち、喜多流の「月宮殿」にちなんだものという。唐(中国)の皇帝が正月、春陽の節会(せちえ)の儀式を行った時、月宮殿にて「鶴亀」の舞を所望し、皇帝も舞に合せて謡(うた)った様子を曳山全体に表現している。
上は曳山展示館で200円で購入したパンフレットから月宮殿山の解説文をそのまま再録しています。

郭巨山のからくり

 中央奥に王冠をつけた中国の皇帝が控え、向って右手に亀の冠をつけた男児の舞人と左手に鶴の冠をつけた女児の舞人が相対して立っている。そして囃子(はやし)に合わせて、鶴と亀が右、左とまわって舞をはじめる。皇帝は後で、舞に合わせて謡っている。
上は曳山展示館で200円で購入したパンフレットから月宮殿山の解説文をそのまま再録しています。

月宮殿山1

月宮殿山2


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