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大津祭曳山 西王母山(せいおうぼやま)

 

西王母山(せいおうぼやま)

明暦二年(一六五六) 丸屋町 西王母(せいおうぼ)山は別名桃山ともよばれている。西王母は、古代中国の伝説上の仙女で、中国の西方で崑崙(こんろん)山に住む人面(じんめん)、虎歯(こし)、豹尾(ひょうび)の仙人(せんにん)であるという。だが一般的には不死の薬を持つ仙女として伝えらえられている。また、西周前期の穆王(ぼくおう)が西方に巡狩し、崑崙山で西王母と会い、遊びたわむれてついつい帰るのを忘れたという話も伝わる。 能では、西王母が長生不死を望む漢(かん)の武帝(ぶてい)に桃の実を捧(ささ)げたという伝説に基づき、この仙女が王宮に舞い下りて、三千年に一度花咲き実る桃の花の枝を皇帝に捧げたが、ふたたび西王母の姿で現われて、今度は桃の実を捧げて皇帝の長寿と世の平和を祝う筋立てになっている。
上は曳山展示館で200円で購入したパンフレットから西王母山の解説文の一部をそのまま再録しています。

西王母1

西王母2


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