御辰稲荷神社
(おたついなりじんじゃ)

 特に芸能上達のご利益で知られている御辰稲荷神社は若い女性の手を合わせる姿がよく見られます。

 創建に関わったキツネのお告げが辰(東南)の方角であったことから御辰稲荷神社の名前が付けられました。

御辰稲荷神社の南に平安神宮があります。

御辰稲荷神社の参拝 参拝境内自由
御辰稲荷神社の所在地
 
京都市左京区聖護院円頓美町29-1
  (平安神宮の北側)
御辰稲荷神社への公共交通機関
●東大路を走る市バス「熊野神社前」下車、丸太町通を東へ徒歩数分
●丸太町通を走る市バス「岡崎道」下車、西へ徒歩数分

御辰稲荷神社の由緒

御辰稲荷神社の縁起と御神徳

 當神社は、宝永二年五月時の新大典侍新崇賢門院が、霊夢により東山天皇に奉請され、勅許に依り創建されましたお稲荷様です。私たちと最も密接な関係を持つ衣食住のお祖神様で、此の世生を享けている人々は、皆、常に大神様の深い御恵を蒙って居るのでありますが、殊に商売繁盛、芸能上達を始め、事業を営む人々の尊い守護神であり、また、けがせぬ神様として交通安全はもとより、あらゆる除災、お導きの神様として信仰厚く、数多くの人々が尊い御陰を頂き、御神助により危難から免れて居られます等、御霊験あらたかなお稲荷様であります。
御祭神
 宇迦之御魂神(うかのみたまかみ)
 猿田彦神(さるたひこのかみ)
 天宇受売神(あまのうずめのかみ)
例大祭 五月三日
上は御辰稲荷神社に掲示されている由緒書(下の写真)を再録しています。
(注:宝永二年は江戸時代の西暦1705年です。)
伏見稲荷大社の写真のページもご覧ください。

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