由 緒
伏見稲荷大社の本殿は室町時代の明応3年(1494)に建立されました。五間社流造様式、檜皮葺きの屋根、室町時代末期の様式の建物で国の重要文化財に指定されています。蟇股に特色があり、室町から桃山最期の過渡期の様式で造られているそうです。建物には唐獅子牡丹などの豪華な彫刻がほどこされ、稲荷造りと呼ばれています。
奉拝所の後右に、おもかる石と書かれた二本一対の石灯篭が立ててあります。この石灯篭の頭の部分(空輪)を願い事を祈りつつ持ち上げます。自分が予想していたよりも軽く感じれば願い事が叶い、重く感じれば残念ながら願い事は叶わないそうです。一度試してみてはいかがでしょうか。
きつねの絵馬(写真左下)
千本鳥居の坂道を登ると奥の院と呼ばれている奥社があります。奉拝所では狐の細い目だけが描かれている願かけ絵馬が授与され、これに自由に顔を描いて祈願できます。絵馬掛けに並んでいる様々な狐の顔を眺めるのも楽しいものです。
別サイトに伏見稲荷大社のぺージを作りました。
▼伏見稲荷神社は下の3枚の写真をご覧いただけます。▼
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「おもかる石」と「狐の絵馬」については左の由緒をお読みください。表参道の鳥居を通り抜け、重厚な楼門をくぐると外拝殿に続いて国の重要文化財に指定されている優雅な雰囲気の本殿があります。
伏見稲荷大社の御祭神/正一位稲荷大神
伏見稲荷大社の御利益/商売繁盛、家内安全
伏見稲荷大社への公共交通機関/
京阪電車「伏見稲荷」下車、東へ徒歩約5分
JR奈良線「稲荷」下車、東へ徒歩約5分(京都駅から二つ目の駅)
▼伏見稲荷神社内拝殿(上)、絵馬(下左)、おもかる石(下右)