平野神社2-京都観光写真集

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平野神社(ひらのじんじゃ)

 

由 緒

平野神社(ひらのじんじゃ)

【1】鎮座地 京都市北区平野宮本町一
【2】御祭神四座
第一殿 今木皇大神(いまきのすめおおかみ)
     (新生源気、活力生成の神)
第二殿 久度大神(くどのおおかみ)
     (竈の神、衣食住の生活安泰の神)
第三殿 古開大神(ふるあきのおおかみ)
第四殿 比賣大神(ひめのおおかみ)
     (生産力の神)
【3】御社殿等
○ 御本殿は国指定の重要文化財。寛永二年(一六二五)南殿と、同九年(一六三二)北殿建立。東向きの「平野造」又は「比翼春日造」と呼ばれる二殿一体となった御本殿が二棟南北に建ち、北より【2】の今木皇大神より順に祀られています。東向きは宮中神であったことによります。
○ 摂末社は玉垣内本殿南に摂社県社鎮座。拝殿の北側には境内社として、西から春日神社、住吉神社、蛭子神社、八幡神社の末社が、参道には出世導引稲荷神社、猿田彦神社の二社が祀られております。
○ 拝殿は慶安三年(一六五〇)東福門院(後水尾天皇中宮・徳川秀忠の娘)建立。内部の三十六歌仙は寛文期に近衛基熙書、海北友雪画のものです。
○ 南門は慶安四年(一六五一)、御所の旧門を下賜されたもので、昭和十八年に現在の大鳥居の位置から南門として移築されたものです。
○ 東神門、同回廊、東大鳥居、手水舎、西北の五筋塀は昭和九年の室戸台風に於ける倒木により御本殿・諸殿舎等が甚大なる被害を受けた修復工事に、西大路新設事業が重なり、境内地は西大路六車線分割譲することとなり、大規模な整備事業が行われました。この一連の工事は昭和十八年に竣工しました。
▲上の文章は平野神社の境内に貼り出されている由緒書を書き写しました。(次頁につづく)

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三月下旬から何種類もの見事な桜を堪能できる平野神社は、平安遷都の折に桓武天皇が大和から平安京へお移しになった歴史のある神社です。

平野神社の鎮座地 京都市北区平野宮本町1
平野神社の参拝 境内参拝自由
平野神社への公共交通機関
 西大路通を走る市バス「衣笠校前」下車、すぐ
  (京都駅前から市バス50系統又は市バス205系統に乗車)

桜に飾られる平野神社境内
京都観光ガイド平野神社画像2