神田神社の主祭神
鴨玉依姫命(かもたまよりひめのみこと)
神田神社の創建の歴史は古く、今から千年以上も前の天暦3年(949)年のことです。これは堅田の地が京都の下鴨神社の御廚(みくりや)であって、琵琶湖で獲れた魚などを下鴨神社に献餞していたのが縁で、下鴨神社を勧請したのが始まりと伝えられています。京都の下鴨神社とはゆかりが深く、神田神社の御神紋は下鴨神社と同じ双葉葵です。葵祭の前日の5月14日には近くの伊豆神社とともに湖魚を献上する伝統行事「献餞供御人行列」が平成2年(1990)より復活されました。
神田神社の場所 大津市本堅田1丁目9−27
(琵琶湖畔の堅田の浮御堂のすぐ近く)
下の写真の由緒パネルの字が読みにくいので次に書き直しています。
神田神社
御祭神 鴨玉依姫命(カモタマヨリヒメノミコト) (賀茂御祖神社御分霊)
境内社
貴船神社(キブネジンジャ)
(闇淤加美神・罔象女神)
蛭児神社(エビスジンジャ)(事代主神)
稲荷神社(イナリジンジャ)(倉稲魂命)
神紋 双葉葵
由緒
当社が鴨玉依姫命を奉斎せし所以は、往昔この地は、京の都 糺の森御鎮座 賀茂御祖神社(下鴨社)の御厨として栄え、諸祭礼に魚産物の神饌の供御を行ってきた、此の為 天歴三年(九四九)堅田西の切の氏神として、その御分霊を勧請奉祀された。従って神紋は下鴨社と同様 双葉葵である。
神饌供御は一時期途絶えていたが、近年に至り復活し、供御人行列と言う堅田の行事として、葵祭に鯉・鮒寿司等の献饌を行っている。
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