八坂神社南楼門
堂々とした南楼門は八坂神社の正門です。この門は慶応2年に火災に逢い、明治12年に再建されたものが現代の南楼門です。
四条通に面した西楼門が正門だと勘違いされることが多いようですが、本殿の正面に向かった南門が八坂神社の正門で、その前に大きな鳥居が控えており、神事の行列や神輿も南門を通ります。
四条通の東端に建つ西楼門は八坂神社の正門ではありませんが、国の重要文化財に指定されています。
南楼門は京都寺社めぐりのメッカの下河原通りに直結しています。八坂の塔(法観寺)や二年坂、産寧坂を通って清水寺に通じています。また下河原通の東に平行する道が「ねねの道」で高台寺、円徳院、霊山観音もすぐ近くです。
八坂神社石鳥居(重要文化財)
国の重要文化財に指定されている石鳥居は南楼門の南にあります。正保三年(1646)に建立されましたが、寛文二年(1662)に地震で倒壊、四年後の寛文六年(1666)に補修再建された明神鳥居です。
八坂神社へのバスと電車
●市バス「祇園」下車徒歩すぐ
●京阪電車「祇園四条」駅下車東へ徒歩約10分
●阪急電車「河原町」駅下車東へ徒歩約10数分
八坂神社の場所
京都市東山区祇園町北側
(京都市のメインストリートの四条通の東の端にあります。)