日吉大社白山宮本殿(京都近郊観光大津市)

 

日吉大社白山宮本殿(重要文化財) 白山宮拝殿(重要文化財)

 

由 緒

日吉大社摂社白山姫神社本殿

重要文化財建造物
日吉大社摂社白山姫神社本殿(ひよしたいしゃせっしゃしろやまひめじんじゃほんでん) 一棟
この本殿は、三間社流造(しゃながれづくり)、檜皮葺(ひわだぶき)の建物で、三間・二間が身舎(もや)、その前方一間通しの廂(ひさし)が前室となっています。この本殿と樹下(じゅげ)神社本殿とは、ほぼ同形式となっていますが、装飾金具が少なく簡素(かんそ)な造りで地味(じみ)な落ち着いた中にも、各部の意匠(いしょう)に意を配った建物です。また、向拝(こうはい)は一間で浜床(はまゆか)付き、前室の正面は蔀戸(しとみど)となっています。慶長(けいちょう)三(一五九八)年に建てられました。明治三九(一九〇六)年四月に国の重要文化財に指定されました。
大津市教育委員会 平成四(一九九二)年三月
上は白山宮本殿の傍に掲げてある大津市教育委員会の説明板の文をそのまま再録しました。

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白山宮の御祭神は「菊理姫神(くくりひめのかみ)」で文徳天皇天安2年(西暦858年)に御鎮座されています。宇佐宮と同じく山王上七社の一社です。

▼重要文化財の日吉大社、白山宮本殿と白山宮拝殿
京都観光ガイド白山宮本殿