由 緒
由緒 御祭神 天智天皇 天の御名 天命開別大神(あめみことひらかすわけのみこと)
御祭神は第三十八代の天皇であるが、はじめ中大兄皇子と申上げ、今を去る約千三百年の昔、大化改新の大業を完遂遊ばされ、我が国古代に於ける立国の体制を確立せられ、雄大な建国の理想を実現せられた中興の英主であらせられる。神界に坐しては、天命開別大神を称えられ、万物の運命開拓のことを司宰し給う宝位につかれ、吾等が運命の開顕をはじめ、明治維新の大業も現代の目覚ましい文化的飛躍も、その冥助によるところと敬慕して、「世直しの大神」「開運の大神」と信仰されている又小倉百人一首の「秋の田」の御製で昔から国民に親しまれ、「学問の神」「知恵の神」と崇められると共に、御在世の時初めて漏刻台を置き、時刻を国民に周知せしめられた御事蹟により、時計関係の祖神と仰がれている。当神宮はその御聖徳を敬仰する県民敬度の誓願が発端となり、官幣大社として昭和十五年十一月七日御鎮座になり、爾来例祭は毎年四月廿日勅使御参向のもとに厳修されて今日に至る。 近江神宮
上は近江神宮境内に掲げてある由緒書をそのまま再録しています。
昭和15年天智天皇を御祭神として創建された。人皇第38代天智天皇は、中大兄皇子、またの御名を天命開別命と申し上げ、天性英明な天皇は、大化の改新を断行し、政治経済万般に亘って国家発展の基礎を定められたので、日本中興の英主としてあがめられ、また文学に御堪能で小倉百人一首の「秋の田の……」の御製によっても広く国民に親しまれているに時計歴史博物館が新設された。大津京の頃の出土品と世界の各時計が陳列され、世界でも珍しい博物館である。大津市
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近江神宮の御祭神
天智天皇 天の御名 天命開別大神(あめみことひらかすわけのみこと)
近江神宮への公共交通機関
京阪電車石山坂本線「近江神宮前」駅下車、徒歩約10分
所在地 滋賀県大津市神宮町1−1
▼近江神宮楼門(上)、外拝殿(下)