大将軍八神社
(たいしょうぐんはちじんじゃ)

 都を守る陰陽道の方位を司る神様、大将軍がお祀りされていて、方角にかかわる災難を取り除いてくださいます。

 この御神徳を「方除け」と呼びます。下の写真の拝所の手前にあるのが陰陽道の方位磐です。

 社務所には風水や星座にまつわるたくさんのお守りが揃っています。

大将軍八神社の御祭神  
  素盞嗚尊と五男三女神、
 聖武天皇と桓武天皇
大将軍八神社の御神徳 方よけ、厄除け
大将軍八神社の境内社
 
大杉神社、豆吉神社、他
大将軍八神社の所在地
 
京都市上京区一条通御前通西入3丁目西町55
大将軍八神社へのバス
 
市バス「北野白梅町」下車、徒歩約5分

大将軍八神社の由緒

大将軍八神社
(たいしょうぐんはちじんじゃ)

 当社は、平安遷都の際に都城の方除(ほうよけ)守護神として造営されたのが始まりとされ、当初は大将軍堂と称したが、江戸時代初期になって大将軍社と改められ、更に大将軍八神社となって現在に至っている。
 大将軍とは、陰陽道にいう星神天大将軍で、方位をつかさどる神である。このため、建築・移動・旅行などに関し、方除け、厄除けの神として世間の崇敬を集め、その時々の権力者達も当社を厚遇したといわれる。
 当社には、平安時代中期から末期にかけての大将軍信仰高潮期に奉製されたと思われる「神像」百余体が所蔵されている。このうち、武装像、束帯像、童子像合わせて八十体が昭和四七年(一九七二)に重要文化財に指定された。いずれの像も、独特の表情、装束で異彩を放っており、興味深い。また、陰陽道に基づく、古天文暦資料(府指定文化財)も蔵されている。 京都市
上の分はは大将軍八神社に掲示されている京都市の駒札(下の写真)をそのまま再録しています。

京都嵯峨野のパワースポット野宮神社の写真のページもご覧ください。