市比賣神社
(いちひめじんしゃ)

 女人守護、女人厄除けの御利益を求めて全国より女性のお詣りが多い神社です。

 マンションの一階が授与所、御祈祷受付と通路になっていて、奥に進むと本殿、天之真名井、カード塚などがあります。

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市比賣神社のご利益
 女人守護、女人厄除、出産、子育て等
市比賣神社の場所
 京都市下京区河原町五条下ル一筋目西入ル
市比賣神社へのバス
 市バス「河原町五条」 「河原町正面」下車、
 徒歩数分(京都駅前より205系統)
市比賣神社の参拝 境内参拝自由
市比賣神社の参拝時間 午前9時~午後4時半

市比賣神社の由緒

市比賣神社
いちひめじんじゃ

 祭神として 市寸嶋比賣之命(いちきしまひめのみこと)・多紀理比賣之命(たきりひめのみこと)・ 多紀都比賣之命(たきつひめのみこと)・ 神大市比賣之命(かみおおいちひめのみこと)・ 下照比賣之命(したてるひめのみこと)の五女神を祀っている。
 桓武天皇が平安京遷都に伴い、左右両京の市座(常設市場)を守護する神社として延暦(えんりゃく)十四年(七九五)に創建したものと伝えられる。もとは東市座内の七条坊門(ぼうもん)にあったが、天正(てんしょう)十九年(一五九一)にこの地に移った。なお、京都市中央卸売市場には開設時より当社の末社(まっしゃ)が祀られている。
 清和天皇から後鳥羽天皇に至る二十七代の間は、皇室、公家の崇敬が厚く、皇子又は子女の誕生ごとに当社の「天之真名井(あまのまない)」のご神水を産湯(うぶゆ)に加えられたと伝えられており、また、「お食べ初(ぞ)め」のもとである「五十日顆之餅(いかのもち)」神事や「市之餅(いちのもち)」と名付けた産餅(うぶもち)も授与された。
 商売の繁栄を加護し、子供の成育と女性を守護する当社は、女性だけの厄除けの神を祀る京都の古くからの女人厄除祈祷所として、全国の女性の信仰を集めている。近年はカード塚が創られ、あらゆるカードを供養するという現代的な祭典も行われている。
 毎年五月と十一月の十三日は例大祭が行われる。
               京 都 市
上の文は市比賣神社に掲示されている京都市の駒札説明板(下の写真)を再録しています。

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