八神社(はちじんしゃ)
銀閣寺総門の前を左(北)へ歩くと八神社があります。銀閣寺の賑わいを忘れる静かな神社です。以前はこの近くにあった浄土寺の鎮守社でした。
八神社の本殿にはその名の通り下の八神がお祀りされています。
天御中主神(あまのみなかぬしのかみ)
高皇産霊神(たかみむすびのかみ)
神皇産霊神(かみむすびのかみ)
足皇産霊神(たるむすびのかみ)
生皇産霊神(いくむすびのかみ)
御饌津神 (みけつかみ)
大宮乃売神(おおみやのめのかみ)
事代主神 (ことしろぬしのかみ)
八神社の所在地
京都市左京区銀閣寺町26番地
(銀閣寺の総門の前を北へ)
八神社へのバス
市バス「銀閣寺道」又は「銀閣寺前」下車
八神社の由緒
八神社由緒
京都市左京区銀閣寺町二十七番地
一、御本殿
当社、延喜年間若しくは大同年間の創立と伝えられる。然し所傳焼亡し明らかでない。往古は八所大明神十禅師(じゅうぜんし)大明神と称す。八所大明神は高皇産靈尊(たかみむずびのみこと)外七神を祀る。十禅師大明神は、樹下社(じゅげしゃ)と称し豊斟渟尊(とよくむぬのみこと)を祀る。本社の大神様は万物を生み育て繁栄させると共に人の心を清め、正しく導き、お守り下さる神様で旧浄土寺村の總氏神(そううじがみ)として崇敬されている。
一、境内社
稲荷社、創立年代不詳、五穀豊穣を司る稲倉魂命(うがのみたまのみこと)を祀る。
雨之社、創立年代不詳、山林水を司る。高お神(たかおかみ)を祀る。
一、恒例祭
月次祭 毎月一日、十五日
元旦祭 一月一日
祈年祭 二月二十四日
春 祭 四月二十四日
夏越祓 六月三十日
雨之社祭 七月二十日
例 祭 十月二十四日
七五三詣 十一月十五日
新嘗祭 十一月二十三日
稲荷社御火焚祭 十一月二十三日
大 祓 十二月三十一日
除夜祭 十二月三十一日
上は八神社に掲示されている由緒書(下の写真)を再録しています。